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帰り道

更新日:5 日前

https://www.youtube.com/watch?v=vjyQTWT-Oe8


去年の11月頃 本屋を歩いているとCD売り場で槇原敬之の


見たことのないアルバムを見つけた。


20年くらいファンなのだが2年前覚せい剤所持で2度目の逮捕をされ


その影響でテレビでは よくあるナツメロ特集などでも「どんなときも。」


や「世界に一つだけの花」などの


当時を知る人なら誰もが知っている大ヒット曲ですら 


まるで無かったかのように


扱われているのでもう新曲とか聞けないんだろうなって思っていた矢先だった。


ニューアルバムが出ていることに驚いたと同時にすぐ取ってレジに並び


帰りに車に曲を全部取り入れた。


それからは時々息子が別の人の曲に変えることがあるが基本車で出かける際は


大体そのアルバムを流していた。


冒頭に貼ったURLの曲「わさび」という曲が気に入った。


認知症のお母さんと息子の歌でお母さんがの人生で学んだ事について


息子に対し「どちら様かは存じませんが」と淡々と諭していく歌で


聞き終わった後 うーん・・・と なんだか後味の残る 考えさせられる曲だ。


他のアルバム曲とテイストも違うので調べてみると珍しく作詞が別の人だった。


調べる過程で槇原敬之本人によるアルバム曲の解説の動画があった。


わさびは自分が作詞した曲じゃないのに良すぎたので悔しいけど


アルバムに入れた


みたいな事を言っていた。


「わさび」が流れた際に家内に上記のエピソードを何度か伝えたが


へーあっそってな興味のない感じだった。


今年に入りアルバムの曲も大体覚えた頃 生協の通販に槇原のコンサートのチケ

ットが売り出されていると


家内から情報が入った。コロナ過の事情もあるだろうが昔はファンクラブじゃな

いと


入手が難しかったのになーなんて思いながら家族4人分のチケットを申し込み抽

選を待った。


あっさり当選。あまり前の席ではないが上野学園ホールの26列目と言う生協でと

ったチケットにしては


まあまあの席が取れ もうフェスなどを含め10年くらいは行っていない


久しぶりのライブを楽しみにしていた。


そんな中 ライブ前日に発覚したのが


娘は当日開場時刻ギリギリ間に合わない時刻で


美容院の予約を取っており 息子は当日の午前中に友達と


ショッピングモールに行く約束をし ギリギリに帰ってくるとの事で


家内は特に用事を作らなかったが上記二つの事をすでに知っていて


ライブ今週だったっけ?ってな具合だった。


楽しみにしていたのは私だけだったのかと落胆し


用事があるのに用事を作る事に憤りを覚えながら


まあ それでも 気にせず私だけ楽しもうと思う事にした。


子供の用事を加味し 当日は私と息子で早めに出て近隣の駐車場に停め


家内と娘が電車で後から来て帰りはみんなで車で帰る予定になった。


そして当日の朝 張り切って息子は自転車でショッピングモールに


出かけて行った。


15分後に息子から”友達が事故った”とのラインが入った。


すぐにラインを返すも既読は付かず


電話しても繋がらないのでどういう状況かわからない状態が1時間続いた


1時間後 ショッピングモールに着いたとラインがあった。連絡すると


どうも事故と言っても友達が金網にぶつかっただけらしく経路沿いのコンビニで


絆創膏買って事なきを得たらしい。事情を聞くまでかなり気疲れした。


その後 息子はお昼を友達とショッピングモールで済ませ時刻通り帰ってきた。


娘は連日の学校やらバイトやらで疲れているらしく朝からダラダラしていたが


昼を過ぎてもダラダラしており美容院の時間に差し迫ってもダラダラしていた。


美容院まで歩いて行かせる予定だったが間に合わないので仕方なく美容院まで車

で送った。


その所為で折角時刻通り帰ってきた息子を待たせ予定より20分くらい遅れて


ライブ会場に向かった。


近隣駐車場もすぐにいっぱいになると予想していたがが最寄りの


駐車場に難なく停められた。


開場まで1時間以上あったので並ばず川のほとりのベンチに座って


息子はゲーム 私は携帯いじりながら開場時間を待った。


周りにも同じように開場を待つ人が結構な人数いた。


私も人の事は言えないが見に来る年齢層が上がったなって感じた。


開場時間から10分くらいして家内と娘が到着。私と息子は開場と同時に


席で待っていた。


家内も娘も移動で疲れたらしく息子も午前中遊んでいたので疲れていて


椅子に座ってぐったりしていた。


当然ながら見る限りはテンションはかなり低い。


なんならちょっと機嫌悪い感じだった。


こうなるとアレだ。ほっておいて自分だけ楽しもうと再決意だ。


ライブが始まり2曲歌ったらこれまでの事の謝罪から始まり


コロナの事やら戦争の事やら歳を取ったとか あまり明るい話題は少なかったが


曲を作ったエピソードや アルバム曲を中心に懐かしい曲も聞けて


すごく楽しめた。





槇原敬之はカープファンなので アンコールの際 菊池のユニホームで


出てきたので事前にツアーTシャツ買えなかった代わりに


カープのユニホーム着てくればよかったなんて事も思った。


ライブが終わり駐車場に向かう際 家族がやたらテンションが高かった。


楽しかったらしい。


そういえばライブ中3人とも手拍子やら拍手やら


真面目にやっているなと思ってはいたが。


息子に至っては次の日学校でライブについて友達に話したらしく


「槇原のコンサートに行ってきた。」「マキハラって誰?」っていう


オチまで作って来るほど楽しめたらしい。


帰りの車で「わさび」がかかった際 家内が私が伝えたはずのエピソードをさも

ライブで


初めて聞いたような感じで興奮気味に喋りだした。


まあ楽しめたようなのでそこは黙って聞いておいた。


しかしその際「認知症のお母さんと息子の歌だとは思わなかった」


とのたまった。


さすがに娘が おいおい このところ車でずっと流れていたし 


散々父が勧めていたのに


歌詞を聞いてなかったのかと興奮気味に突っ込みを入れていたが


家内はいやいやメロディしか覚えとらんし と的外れな弁明をしていた。興奮気

味に。


そんな中 息子が 誰も聞いてくれる状況でもないのに


「あの時のあの曲が意外とよかった」と総評じみた事を


興奮気味に語りだした。なんだお前ら酒でも飲んでいるのか。


私はカーステレオに耳を傾けライブの余韻を噛みしめながら


一人静かに運転していた。


まったく乗り気じゃなかったのにみなさん楽しめたようで


なによりだった。が腑に落ちない。


次回から槇原敬之に限らずライブに行くときはチケットを一枚だけ取って


騒がず静かに一人で行こう。


そう思った帰り道。

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